PHOTO GRAPHER TONAMI SHUHEI 日々
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かくれんぼ
 仕事を終え、家に着いた。
車のドアをしめると、バタバタバタと走る音。
娘のはながぼくをおどかそうと、カーテンの中に急いで隠れたのだ。
すっかり秋めいた闇夜からは、相棒のくまちゃんを抱き息を潜めるはなが丸見え…。
今日はいつもより、はなを探す演技に力が入りそうだ。


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「津金一日学校展」開催中
津金三代校舎の明治館、「明治カフェ」店主、吉本さんとお話しながら、夏に行われ大反響をいただいた「津金一日学校」のドキュメンタリー展示をやることになりました。
「こどもたちとちょっと風変わりな先生たち。津金学校135年目の一日だけの登校日。」
このサブタイトルどおり、昔はたくさんの子どもたちの声が響いていたこの校舎。今はもうこどもたちの姿はありません。
それなら、もう一度授業をやってみよう!と考えた大人たち。やるなら、ちょっと風変わりな先生をよんでみて…。
何ともユニークな企画。

終わってみると本当に素敵な一日だったのです。
あとで見直した写真の中からは、先生(大人たち)や子どもたちのはち切れんばかりの学校生活が…。地元の食材を活かした給食などもあわせて紹介しています。
是非ご覧下さい!

1Fでは暖かいランチとコーヒー、紅茶が飲める「明治カフェ」。
都会の人、地元の人たちが同じ目線で交じり合う不思議な空間です。

一日学校展開催しています。是非お出かけください!
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深沢
 写真店に勤務の時はほとんど毎日、森の中で一人で昼食を食べている。
家庭を持ってから一人の時間を過ごすことがめっきり少なくなったため、
この昼休みの1時間は僕にとって貴重な時間なのだ。

森というと、もの凄い山奥に思われるかもしれないけれど、商店街から車で5分ほど県道を行き、ちょっと横道にそれると、この場所に辿り着く。

車を止め沢の奥へと入り込んでゆくと、ある点から、
県道を走る車の走行音がフッと川のせせらぎの音に変わる場所がある。
そこが外界との境界線だ。ちょっとしたひみつ基地気分。
だけど同時に僕のなかに強い緊張感が生まれてくる。

実はちょっと怖いのだ。
さっきまでパソコンに向かって仕事していたYシャツ姿の僕が、今は深い森の中に居る。
マムシを危うく踏みそうになったことや大きなイノシシが目の前を猛スピードで駆け抜けていったこともある。

僕は内心ビクビクしながらも日だまりを見つけるとホッと息を吐き弁当を食べ始めた。
次の瞬間ふと顔を上げると、向かいでカマキリが大きな目でじっと僕の方を見つめていた。
なかなか一人にはしてくれないようだ。
でも、そんなこの場所がすごく気に入っている。



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